ムシカ・ポエティカ

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 ムシカ・ポエティカより皆さまへ


仲秋のごあいさつを

 またもやお知らせが大変遅くなってしまい誠に申し訳ありませんが、目前に迫りましたコンサートをお知らせ申し上げます。

2026年11月5日 [木] 19:00開演
三鷹市芸術文化センター 風のホール
★第2次シュッツ全作品連続演奏★第4回
〚レクイエムの集い〛
全席自由 4,000円(学生2.500円)

 H. シュッツ 《音楽による葬送》 作品7
 柴田南雄 《無限曠野》 作品114 (1995)

オルガン ◆ 椎名雄一郎
独唱・重唱 ◆ アンサンブル・サギタリウス
合唱 ◆ ハインリヒ・シュッツ合唱団・東京
指揮 ◆ 淡野弓子/淡野太郎

 ここ数年、世界情勢のみならず身近な社会生活においても、人心の乱れを感じる機会が増えてまいりましたが、その傾向は今年に入ってから改善するどころか、大変残念なことにますます強まってきたように見受けられます。かくして2015年11月に演奏したプログラムをそのまま再演することと相なりました。
 シュッツの《音楽の葬送》は西洋音楽史上最初期の本格的ドイツ語レクイエムとして揺るぎのない評価を得ている名作です。歌詞が聖書とコラールのみで構成されているあたり、いかにもプロテスタント的な作品とも評することもできますが、途中ほんの一部分ながら旧約聖書外典にあたる「知恵の書」からの引用も含まれ、カトリックやユダヤ教との接点も感じ取れる等、エキュメニカルな性格も帯びています。
 そして後半は柴田南雄の遺作となった合唱曲《無限曠野》です。シベリア抑留からの帰還がついに叶わなかった山本幡男の<裸木>を中核に据え、前半3曲をロシア人の詩、後半3曲を<裸木>含め日本人の詩という構成で、特に終曲、草野心平の詩による<大白道>はそれまでの柴田作品には見られなかった反戦のメッセージが明確かつ強烈です。柴田南雄没後30周年にあたる今年、病床で書き上げられたというこの作曲者の最後のメッセージを、心して伝えて行きたく存じます。
 今年も『レクイエムの集い』恒例、プログラム冊子への追悼者名の掲載を行います。お申し込みはチラシ記載の方法の他、当サイト内の11/5公演案内ページの申し込みフォームからも受け付けております。締め切りは10月31日必着(日数に余裕がなく申し訳ありません)、掲載は無料です。

2026年10月 ムシカ・ポエティカ 淡野太郎 


~ お知らせ ~
  • CD:J.S.バッハ《マタイ受難曲》渋谷・大和田さくらホールにおけるコンサートのライヴ盤(2014/4/2)がリリースされました。定価3,000円+税 です。
    ご注文は e-mail:yumiko@musicapoetica.jp へどうぞ! 

  • メンデルスゾーン・コーアは新入団員を募集しております。詳しくはこちらをご覧ください。

  • 新刊のお知らせ
    『バッハの秘密』 平凡社新書 淡野弓子著 882円(税込み)好評発売中!

  • 動画がYoutubeにアップされておりますので、是非ご覧ください。
    クラシック・ニュース 淡野弓子 「狂童女の恋」にかける思い!


    クラシック・ニュース 淡野弓子マタイ受難曲を指揮して


  • 来たる1月9日に開催致しますシューベルト作曲《冬の旅》リサイタルについて、クラシック・ニュース様からインタビューを受けました。

    クラシック・ニュース バリトン:淡野太郎『冬の旅』オルガン伴奏で!


  • 国際ハインリヒ・シュッツ協会日本支部事務局ニュースに、淡野弓子『ハインリヒ・シュッツ合唱団・東京ー40年の軌跡(13)』(New!)が掲載されました。
    当サイトのハインリヒ・シュッツ合唱団・東京のページでご覧戴けます。