ムシカ・ポエティカ

羽鳥典子 Noriko Hatori


羽鳥 典子 Noriko Hatori
Noriko Hatori
羽鳥典子

Mezzo Soprano
メゾソプラノ


 東京芸術大学音楽学部卒業。同大学院修士課程修了。修士論文のテーマは「モンテヴェルディ」。大学院在学中、イタリア政府の奨学金を得て留学。国立ヴェルディ音楽院に学ぶ一方、AMIS(イタリア古楽協会)の活動に参加。ミラノ、ヴェローナ等北イタリア各都市で演奏活動を行う。
 一旦帰国後ロータリー財団の奨学金を得て、パドヴァに留学、L.Picotti 率いるCMA(古楽センター)の演奏活動に参加する。ヴェルディ音楽院においてディプロマ取得後帰国。現在はイタリア室内声楽作品の研究及び演奏活動を行う一方、『第九』や宗教曲のソリストとして活躍している。これまでに5回、テーマを決めたソロリサイタルを開催している。 MUSICA POETICAとの出会いは1982年に遡る。ミラノ留学中、偶然武久源造氏と出会い氏の紹介にて淡野弓子先生に教えを乞うようになる。以来MUSICA POETICAとの歴史は日本での歌手としての歴史に重なる。特にアンサンブルの楽しさ、難しさに目覚めたのは、シュッツ合唱団との共演の影響が大きい。昨年からユビキタスバッハの活動に参加。バッハとの新たな出会いに目くるめく思いである。
 10月29日『ロマンの系譜』と題してソロリサイタルを開催予定。