ムシカ・ポエティカ

聖母教会カントール マティアス・グリューネルト


 マティアス・グリューネルトは1973年ニュルンベルク生。
 大学入学資格試験に合格の後、バイロイト教会音楽大学、さらにリューベック音楽大学に学び教会音楽A課程、声楽、コンサートオルガンを修める。
 学業のかたわらリューベックのドームでアシスタントを務め、ボーザウのルフトクロルトにある聖ペトリ教会の教会音楽家となる。
 2000~2004年グライツの中心に位置する聖マリア教会において管区カントールとして勤務、2003年にはバッハの全オルガン作品を演奏、またグライツ・バッハ週間のイニシアティブをとった。
 2004年ドレスデン聖母教会初のカントールとして招聘され、同年1月1日付けで就任。 多くのオルガンコンクールで賞を獲得している彼は、2000年の教会音楽家国際コンクールにおいても賞に輝いた。
 オルガニスト、指揮者、チェンバリストとしての多くのコンサート、CD録音を行うほか、オルガン作品の編曲や教会音楽作品の初版譜の出版なども彼の芸術活動の一環である。