ムシカ・ポエティカ

武田正雄 Masao Takeda


武田 正雄 Masao TakedaMasao Takeda
武田正雄

Tenore
テノール


 1956年愛知県一宮市出身。1979年東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、1983年同大学大学院音楽研究科独唱専攻修了。故筧義也、故柴田睦陸、高丈二、中村浩子各氏に師事。1981年日仏音楽協会=関西主催フランス音楽コンクール総合第一位、1982年セルクル・ドゥ・コロンヌ主催第2回日仏声楽コンクール第一位・審査員特別賞受賞。
1983年フランス政府給費留学生として渡仏、パリ国 立高等音楽院、ブール・ラ・レーヌ国立音楽院他で声楽・オペラ・古楽を研究。レジーヌ・クレスパン、ドゥニーズ・デュプレクス、カミーユ・モラーヌ、スカイラー・ハミルトン各氏に師事。また各地の声楽講習会においてダニエル・フェロ、ロレーヌ・ニューバー、ニコライ・ゲッダ、ジェラール・スゼー、エリー・アメリンク、ダルトン・ボールドウィン各氏の指導を受ける。1987年からフランス国営放送合唱団に籍を置き、古典から現代までの合唱独唱に関わる傍ら、日仏両国で日本・ドイツ・フランス歌曲の演奏会、宗教曲の演奏会に数多く出演。2005年帰国し、東京音楽大学及び同大学院、聖徳大学にて後進の指導に当たることとなった。


(ひとこと)

日本人が西洋音楽と関わる、というのはどういうことか。外国語で歌う、というのはどういうことか。 年とともにその命題が重くのしかかってくるように思っております。…もっとも、生来能天気な私、演奏会でお客様と楽しみを共有できれば、それでいい、と思ってしまうのですが。
それに、いろいろな国の言葉で歌うことは、大変でもありますが、他の分野では味わえない、何人 分もの人生を生きる、ということでもあり…いくつになっても血湧き肉躍る体験ができて、幸せなことだと思っております。


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